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気まぐれにNL・BLetc.健全から危ないモノまで。 今のとこメインはDMCとTOA。
2025年09月03日 (Wed)
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2009年10月15日 (Thu)
ライルは夕日を眺めながらどうしようとうなだれた。愛しい愛しいお兄様はまだ家に帰って来ていない。じゃがいも買ってくるといって自分と入れ違いに出掛けたのは30分前なので当たり前と言えば当たり前である。3年ほど前ひょっこり帰って来た兄は今まで何をしていたのか、とても喧嘩が強かったし、(昔はライルの方が強かった)右目は医療用眼帯に覆われていた。ライルが商社を辞め、カタロンに入ったときは大層叱られたが、ひとしきり怒鳴った後は、自分も人の事は言えないからと頭を撫でて、怪我だけはしないでくれと言った。

「CBとか…」

呼び出されていった先に来た青年はニールは死んだと言い、CBのガンダムマイスターだったとライルに告げた。そして、彼の意志を継げと。兄が帰って来たら問い詰めたいところだが、そんな事をすればあの兄の事だ行方を眩ませるに決まっているし、また4年前に逆戻りは避けたい。

「はぁ…」

クラウスに連絡すれば内通者として中に入り込んでほしいと言われたので、青年の誘いは受けるにしても、兄をどうするか。何て言っても包丁で多少指を切っただけで大慌てするようなブラコンだ。(兄にコンプレックスはあるものの自分だって大差ないのだけれど)CBに入ると言えば何を言われるか…

「もう、お土産かなんかにするかな…」

きっと喜ばれるだろうと、どうやって兄を待ち合わせ場所に連れ出そうかと考えた。





突発的に
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